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とある理学療法士の就労、そして子育て奮闘記

とある理学療法士の勝手に7RULES。リアルに思うセラピスト7つの心得。

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こんにちは。理学療法士をしています、ゆろです。

臨床に出て13年。

現在、中間管理職として某病院に勤務中。

(2021年中に訪問事業に転職予定…)

 

そんな私が今回、勝手に7RULES を公開!

 

ルールその1 自分自身が健康であること

基本的に体をはる仕事です。

全介助の患者さんを持ち上げたり、後ろから抱えて歩行訓練をしたり…

 

逆に患者の立場として、顔色が悪いセラピスト、今にも倒れそうなセラピストに支えられて安心できるわけがない。

 

ヒトの身体をケアする以上、自分の心身が健康でないといい仕事はできないし、治療者側として説得力に欠けてしまいます。

 

リハビリ職って肥満体系のスタッフ少ないと感じたことはありませんか?

肥満患者に「体重コントロール」を指導するにも自分が肥満だったら…ね?

 

私自身、うつ病を患ったまま1年ほど仕事も続けましたが、その間は成功体験は少なく感じていましたし、対応させていただいた患者さんたちに失礼だったと思います。

 

yurosannolab.hatenablog.com

 

ルールその2 自分の判断と治療に責任をもつこと

新人、若手には荷の重いルールですね。

とはいえ、資格を有した時点で誰しもが患者にとってはプロです。

 治してくれると思って皆やってきます。

 

もちろん、経験豊富なベテランと新人、

あるいは、対 各領域でスペシャリストとして確立しているセラピストでは治療の質は異なるでしょう。

こればかりはリハビリ職に限った話でなく、社会の職種全般で言えることでしょう。

 

大切なのは、その瞬間にセラピストとして最大のパフォーマンスを提供することです。

持てる知識、評価技術、治療テクニックを選択して提供していくことを繰り返すしかありません。

「これが私にできる最大のサービスです」と言い切ることで責任を課しましょう。

 

失敗経験に繋がった場合、潔く受け入れましょう。

悔しいですが、私も多くの失敗をしてきましたし、今もします。

本当にヒトの身体って深すぎて自分の浅はかさに叩き潰されます。

 

それも自分の成長に繋がり、いつか自信に繋がるのです。

 

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ルールその3 ステータスを上げるか、特化した武器をもつか

臨床で成果をあげるにはとにかくスキルを上げるしかない。

そして必要とさせる存在になるには…

基礎知識をステータスに患者全般を診れる「ジェネラリスト」になるか、

認定資格などの武器を持つ特化した「スペシャリスト」になるか。

 

この考え方は2022年から日本理学療法士協会でスタートする生涯学習プログラムで謳われています。

 

そして誤解のないよう追記すると、「スペシャリスト」は「ジェネラリスト」でもあることを前提にしています。

なので見出しを改めます。

⇒ ステータスのめっちゃ高い「ジェネラリスト」か、

  特化した武器を持つ「スペシャリスト」か

 

年間で10,000人~13,000人が理学療法士として産出されています。

まだ需要のある職種とはいえ、生き残りをかけた戦いは始まっているのです。

 

私自身、神経領域のステータスを上げて、認定理学療法士脳卒中)を取得しました。

 

 

ルールその4 研鑽し合える仲間を持つこと

ステータスを上げる、武器を持つにしてもスキルアップの方法やスピードは人それぞれ。

孤独を感じたら押しつぶされます。

 

同じ目標を見据える仲間と知見を深めたり、

職域や領域は違えど志を共有できる仲間と飲みに行ったり、

SNSで繋がった同職者とコミュニケーションを図ったり、

 

とにかく自分のモチベーションにプラスの影響を与えてくれる仲間を持つとやりがいと楽しさ、生産性が段違いです。

これは間違いない!!

 

ルールその5 各コンセプトを否定しない

特化したテクニックや多彩かつ多面的な治療コンセプトが混在している臨床現場。

そして興味のあるもの、尊敬している先生の考え方、職場の特色などである一つのコンセプトに染まりやすいものです。

極めることは素晴らしいことです。

 

ですが、自分が推奨するコンセプトに対し異を唱えるものに対しては…どうですか?

受け入れがたいのでは?

 

実際、各コンセプトを開拓した先人たちの間では「相容れない関係」となっている先生方が多くいます。

個人的には非常に残念に思います。

 

臨床で活かされているコンセプトの多くは、人体の基礎や研究結果などに基づいて成果を出しているものです。

患者にとって有益な情報をたくさん持っています。

 

それぞれのいいとこ取りしたほうが効率よくね?

 

コンセプトを一つに絞らずにあくまで基礎知識、トピックスとして参考にしていくべきなのです。

多くの考えに触れましょう。

 

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ルールその6 趣味、生きがいを持つこと

中には「仕事こそ生きがい」、「理学療法が趣味」と言い切るセラピストがいます。

素晴らしい、尊敬します。

ですが、私は違います。すみませんm(_ _)m

 

正直、生涯続ける仕事としては辛いことが多くあります。

大きな組織に在籍するセラピストは臨床家としてだけではなく、いずれは運営マネジメントも求められますし、

お国は定期的に手厳しい制度改正をしますし、

年を重ねるごとに身体は悲鳴をあげる仕事です。

 

私の信条:「オフの日は脱セラピスト!

(※学会や研修は土日にあるのでなかなかうまくいきません…)

 

そして家族とキャンプに行ったり、バスケをしたり、

大好きなマンガとアニメで呆ける!

あひるの空」「鬼滅の刃」 お勧めです。

 

yurosannolab.hatenablog.com

 

ルールその7 賃金は期待しないこと

正直私はリハビリ職は収入に対して、割に合わない仕事だと思っています。

一般サラリーマンより年収低いんですよ?

皆さんは納得していますか?

自費診療など事業所を起業しない限り、食うには困りませんが贅沢はできません。

 

yurosannolab.hatenablog.com

 
 

今回のオチ

皆さん独自の7RULESはなんでしょう?

あえてこうやって設けることで仕事を続けるコツみたいなものが自分の中でまとまったような気がしています。

皆さんも生産のある日々を('ω')ノ

 

 

気軽に覗いてみてください。

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