組織におけるコミュニケーション。部署の「対話」を増やしたい!
こんにちは。
某総合病院リハビリテーション部で中間管理職をしている ゆろ です。
部署は総勢80名越え。
大所帯です(汗)
突然ですが、
人間関係いろいろある職場です(ハァ)
組織が大きいと対人トラブルが多発…
「人間関係が不良だった」という理由で
転職、退職する人、
周りに結構いませんか?
大きな組織ほど対人トラブルはつきものなようです。
私の職場も然り…
そして上司同士が不仲(苛)
中間管理職は上司と部下から板挟み…
— ゆろ (@yuro0822) 2021年3月5日
それは立場上分かる!!
でも互いにディスりあってる上司らの伝言役みたいな役回りは納得出来ない!
自分で言って!上司A
会話して!上司B
仕事して!みんなため息ついてるよ、上司C
ディスる声が丸聞こえだよ💦上司D
すみません、愚痴でした。
…なんて上司をディスっている私(汗)
組織に身を置く多くの人たちが、
働く上で良好な対人関係を求めています。
そして組織を形成する「自分」と「他者」、
相互に必要になるのがコミュニケーションなのだと思います。
リハビリ職に必要なコミュニケーションの対象
リハビリテーションにおいて、
知識や手技よりもコミュニケーションが重要である…
よく耳にする格言です。
患者さんとのラポール(信頼関係)形成に
コミュニケーションは絶対的に必要なファクターです。
しかし、果たして対患者にのみ言えることでしょうか?
否!!
チーム医療が重要視されている現代の医療現場では、
☑ 他(多)職種との連携、
☑ 隔たりのない円滑なチームへの引継ぎ(例えば急性期から回復期)、
☑ 質のよい医療(リハビリテーション)を提供するための部署内協力体制…
などなど、
コミュニケーションを展開すべき対象は、
少なくとも同じ組織の人間、
同じ会社(医療施設)の人間、
そして地域、にまで及びます。
なによりも、リハビリをはじめ医療という仕事は、
正直しんどいです。
身体を張り、研鑽を続け、組織に勤める以上賃金も安い…
同じ職場で業務量や価値観が違うだけで、
チーム内のモチベーションやフラストレーションに大きく影響します。
同業ゆえに許せないこと、認められないこと…
私の職場のリーダー間では、そんな感情がだだ漏れしています。
そしてその感情はチーム直属の若手にも伝播していくもので、
最悪にも、チーム単位で険悪さをかもし出している今日この頃です(涙)
例えば…
仕事量が少ないのにうちのチームのフォローに回ってくれない。
○○科の患者は診ようともしない。
介助量が多い患者さんは離床を諦めている。
自分が関わる診療科のマネジメントしか考えられていない。
などなど…
本当に悲しくなります。
もっとチーム内で、チーム間で、リーダー間で!
コミュニケーションを展開すべきです!!
組織におけるコミュニケーション
「コミュニケーション」ってそもそも何??
従来(狭義)のコミュニケーションは、
「自分のメッセージを適切に表出すること、
そして相手のメッセージを的確に把握すること」
と、言われてきました。
私はずっとそう陳述的に捉えていましたが…
この考えはもはや廃れた定義だったようです。
コミュニケーションとは「お互いに意味を作るプロセス」、すなわち「継続的な調整のプロセス」であるということだ。
私たちが使う「言葉」は「進行中の互いのやりとり」の中で「意味」を「取得する」のである。
… 意味は話し手と聞き手の相互作用の結果である
引用元:Kenneth J , Lone ; ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織,Discover,2015
大きな違いは、
自分自身だけで完結される概念ではないということ。
「表出する」ことも「理解する」ことも自分だけが主体の動詞だと気付きました。
組織におけるコミュニケーションは、
自分と他者がいて、一方通行ではなく、
相互の思考交換と理解を伴う双方通行であるべきです。
「継続される」「相互作用」
そして「意味」を創造するための「プロセス」…
そうだったのか~~
難しいけど、何となくわかる…気がする(笑)
参考文献をご紹介。こちらです。
部署の「対話」を増やしたい!
別に人間関係が主たる理由ではありませんが、
2021年10月に退職する予定の私…
コミュニケーションを重要視してきた理学療法人生…
せめて、退職前に少しでも我がリハビリテーション部の
(特に上司間の)対人関係を変えたい!!
あと半年で今の病院を退職…
— ゆろ (@yuro0822) 2021年4月9日
配属チームの上司から置き土産に担当月の勉強会よろしくって丸投げされました➰
「組織とコミュニケーション(仮)」
ってテーマでディスり合う上司たちを突っついてみようかな😏
ガチに置き土産してみようと思う🎁
というわけで、
現在「コミュニケーション」という壮大な課題に向き合っています。
部署の勉強会が7月…
4月現在、
3か月かけて出来る限り質の高い資料を作ってやろうと躍起です。
目標①:上司同士がもっと直接的に対話をするような切っ掛けにする
目標②:若手も自分の考えをもっと表出、提案できるよう後押しする
こんな目標をもって、頑張ろうと思います。
退職前、最後の部内勉強会の資料作ってたらワクワクしてきた。
— ゆろ (@yuro0822) 2021年4月12日
勉強会まだ3か月後なのに😅
上司がディスり合うがゆえ、今まで組織内のコミュニケーションについて誰もマネジメントしてこなかった…
自分自身のスキルアップにもなりそう pic.twitter.com/zm19tR82vI
今回のオチ
久々にブログ更新まで6日間も空いてしまいました(汗)
「コミュニケーション」についていろんな書籍、論文を読んで、
勉強会の資料を作り始めたり…
ディスり合う上司たちを前に、
如何に部署の対人関係が中堅、若手のモチベーションに影響を与えているか、
どうやって伝えてやろうかと計らっていました。
実は言いたいこと言えるチャンスだと思い、
ワクワクしながら作業を進めていました。
夢中になってしまい、本ブログが後回しになってしまったのでした(汗)
気軽に覗いてみてください。