幼児までに健康な足をつくろう。足を育てる3つの習慣。
こんにちは。
理学療法士、2児のパパ、ゆろです。
皆さんは「足育(あしいく)」という言葉を知っていますか?
足育とは…
足の大切さを知り、足を健康に育てることを、家庭を中心とした日常生活の習慣、特に子育てに取り入れ、実践すること
引用元:日本足育プロジェクト協会とは 奈良|特定非営利活動法人 日本足育プロジェクト協会 (ashiiku-pj.com)
そして元気な足、健康な足で長生きするためには…
0歳から幼児までが勝負!!
とはいえ…
普段どんな配慮をすればよいのか…???
保護者として今日から意識できる3つの習慣をご紹介します。
なぜ幼児までが大切?
ヒトの発達において、
乳児はもちろん、幼児の骨格、筋肉など体の構造は未熟。
足も然り!
ゆえに、トラブルが生じたとき、
あるいは習慣次第で、変形しやすい時期なのです。
また、運動するときに欠かせない神経系は、
骨格とは異なり、0歳~幼児まで急速的に発達が進みます。
ゆえに、乳幼児期にたくさん体を使って遊ぶことが推奨されます。
足を育てる習慣① ハイハイ
えっ? 足を育てるのにハイハイ??
なぜハイハイが必要なのか…
ハイハイの経験が少なく、早くに立ててしまったお子さんは多くいます。
「立てた~(嬉)」と喜ばれる親御さんが多いかもしれませんが、
ハイハイの期間が短いのも実は問題なんです。
ハイハイが少ないと…
☑ 転んだ時にとっさの受け身をとれずに怪我に繋がる(特に顔面)。
☑ 全身の筋力不足
☑ バランス感覚低下
☑ 正しい姿勢を維持できない
・・・
などが指摘されています。
ハイハイの過程である、腹ばい→四つ這い→高這い
それぞれが綺麗な姿勢で歩くため、
怪我を防止するために大切な経験なのです。
乳児期は広いスペースを確保して、
お子さんと一緒にたくさんハイハイしてみましょう!
足を育てる習慣② いろんな遊びを
テレビ、スマホやゲーム画面…
子供の注意を引くものに溢れたご時世、
体を動かす、運動する機会が少なくなっているお子さんも増えています。
運動そのものが少ないことは足に限らず、
全身の運動機能の低下につながります。
一方、
スポ少やスポーツクラブに通うお子さんも多くいます。
運動量は担保できますね。
しかし、ここで問題なのが、
特定のスポーツや運動ばかりでは、
体の動かし方、負担のかかる関節や筋肉に偏りが生じることです。
発達が未熟ゆえに、
変形や将来にわたる慢性的な怪我、痛みが心配です。
大切なのは、
多彩な遊びで、いろんな体の使い方をしてもらうこと!
多彩な遊びとは?
☑ 多くの遊具を使うこと(アスレチックやボール遊びなど)
☑ 平地に限らず歩く、走る
☑ 同時に物を操作する(こぼれそうなものをそっと運ぶ、カートを押す、など)
・・・
いろんな体の使い方を経験することは、
足を通じてバランスの向上や身体発達の偏り予防に繋がります。
足を育てる習慣③ 定期的に靴のサイズをチェック
何度も記載していますが、
子供は足も未発達。
骨は小さく脂肪組織が多い足…
靴が足に合わないと変形してしまします。
そして、子供の足ってでかくなるの速いですよね(汗)
1歳くらいで歩き始めたらファーストシューズを買いますが…
あっという間に買い替えです(笑)
定期的に靴のサイズが適切かを確認する必要があります。
靴を確認してみましょう!
☑ ベルトなどでフィット調節ができる
☑ 踵側をトントンして、つま先に5ミリ程度の余裕がある
☑ 子供が痛がらない
☑ 靴底に厚みがあり、滑りにくい、
☑ それでいてつま先部分が曲がる軟らかさがある
☑ 少しだけつま先が反り返っている
そして子供の場合は、
1~2か月に1回は靴のサイズを確認して、足を快適に(^o^)丿
今回のオチ
うちの子は2人とも
すぐ靴に穴をあけてきます(苛)
サイズは間違いないはずなのに!!
一体、どんな遊び方をしとるんじゃww
気軽に覗いてみてください。